曲名 | Beethoven Virus |
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アーティスト名 | BanYa |
ジャンル | Classical crossover (Oratorio)1) |
韓国のDDRライクな音ゲー『Pump It Up』に収録されている曲。
原曲はベートーヴェンにピアノソナタ第8番「悲愴」第3楽章。
原曲自体は殆ど聴いた記憶が無く、多分他の音ゲー曲でアレンジを聴いたことがあるかも、レベル。
……なんだけど、この「Beethoven Virus」は初めて聞いて一気に感情を持っていかれた。
ピアノが主体となるクラシック曲はメロディラインが美しいのだけれど、この美しさを維持したまま今風(?)にできるのか、と。
大分惚れ込んで聞き続けていたと思う。あと『Pump It Up』をプレイするべく探した2)。
曲を提供したと言われているDiana氏によるフル版もあると聞いて、色々探して聴いた。
いいから色々な音ゲーに入って欲しい。
BGAもベートーベンにまつわるもので、恥ずかしながら知らなかったことも多々あった。
「The IMMORTAL」 ――「不滅の恋人」、なんという素敵な表現だろうか。「6th, July」もこの「不滅の恋人」絡みの日付という事も知った。
「不滅の恋人への手紙」も読んだ。BGAの、雷雨の中疾走する馬車の意味も分かった気がする。
そうか、この思いがこの曲に現れているのか……って曲の方が全然先だ。違うようだ。
「Beethoven Virus」というタイトル、「素晴らしい音楽はウィルスのように皆に伝わる」みたいな意味合いだろう、というのをみて納得した。
確かに、初動の早い遅いはあるかもしれないけど、一度火が付くともの凄い勢いで広がる。
インターネットの世界だけしか知られなかったような曲も、気付いたらあまりそういった文化に馴染み無さそうな人も知っている。
“ウィルス”という表現は、適しているのかもしれない。
僕は、完全に、「Beethoven Virus」という“ウィルス”に侵されている。